Polar bears Our Story Tours & Packages Reservations Wildlife Community Contact us
 

 

Polar Bear Video
Polar Bear Video
Email To Friend

Note: Disable pop-up blockers to view this video.


シロクマについて


シロクマは地球上で一番大型の肉食動物です。ハドソン湾の端に位置するチャーチルに集まるシロクマたちは、地球上で最も南に生息している珍しい集団であると言えます。このハドソン湾は北部カナダのおおよそ中心に位置し、幅は東西に約1280km、南北に約2080km、一番深いところで水深は約312mを越えます。

いくつかの自然現象がチャーチルを世界のシロクマの首都として成り立たせています。反時計回りの海流が氷と雪をチャーチル岬の海岸に押し流し蓄積させます。チャーチル川から流れ出る冷たい氷水や北風の影響もあり、ハドソン湾でも他の西海岸地域に比べ1ヶ月も早くチャーチル周辺の氷は固まってきます。シロクマたちはそれを知っており、チャーチルの海岸線を海氷に乗る出発点として、数週間も早いアザラシ漁に出掛けて行くのです。

シロクマたちはチャーチル沿岸に9月の終わりから集まり始めます。毎日その数は増えていき、11月中旬にピークを迎えます。氷が固まり始めるとシロクマたちは海氷へと旅たちますがその時期は通常で1120日から25日くらいです。12月終わりにシロクマは出産をします。目が見えなく、毛も生えていない小熊は生まれた時は数百グラムほどしかなく、母熊は通常1頭から2頭出産します。しかし、レイジーベアーロッジのオーナーは過去数年間にわたり4頭までの小熊を連れた家族を観察しています。小熊たちが全員生き残るかどうかはまた別の問題です。母熊の乳は50%もの脂肪分が含まれます。母熊と子熊たちは3月の初めまで巣穴の中で過ごしますが、巣穴から出たあとも1週間ほどその周りで遊びながら体力を蓄えます。その後、母熊がアザラシとアザラシの赤ちゃんを捕獲できる氷の海へと戻るのです。母グマは、11月以降氷点下の寒さに達するハドソン湾の広範囲にわたる氷の利点も利用しているといえるでしょう。

シロクマの餌食となるのは主にワモンアザラシですが、ゴマフアザラシやもっと大きなアゴヒゲアザラシもその対象です。またベルーガもその対象に含まれ、チャーチル付近ではベルーガを襲っているシーンも目撃されています。

交配は氷の上で行われます。シロクマの交配は決まった相手同士だけではなく違う複数の個体同士で行われます。メスが受精してもすぐに妊娠期間に入るわけではありません。その年の秋まで受精卵は子宮の中に保たれます。もし母グマが十分な脂肪分を秋までに蓄えることが出来たら受精卵は着床しますが、そうでない場合は受精卵は秋まで子宮内に保たれた後、着床はせず体外へと排出されてしまうのです。

シロクマは7月中ごろまで氷の上で生活します。その時期になると海氷が小さくなるため彼らは海岸に向けて泳ぎだし、チャーチルの南から数百キロの間の海岸線へと上陸します。この時期のシロクマたちは眠くなってふらふらとした状態です。通常彼らは十分な脂肪を蓄えて、もうこれ以上は食べれない状態だからです。シロクマは夏にも機会があればアザラシを襲うこともありますが、一般的にそれは彼らにとって重労働であると考えられています。死んだクジラを食べていたり、戦う労力のかからない雁を追いかけている姿も目撃されています。しかしほとんどの時間彼らはとても怠け者で、海岸や内陸の永久凍土に近く凍った部分まで掘り下げられる場所で寝ていることが多いのです。これは1年を通してとても冷たいハドソン湾の海で泳いで体を冷やすよりも脂肪を燃焼させること無く、楽に体を冷やすことができるからです。

この夏の期間はシロクマたちが海岸でのんびりしていたり、ハドソン湾で泳いだりしている様子を見られる可能性があります。レイジーベアーロッジのホエールウオッチングツアーではシロクマが頻繁に現れる場所に皆様をご案内し、息を呑むような写真を撮影し一生の思い出としていただきたいと考えています。